バラ【カ行】

★12月15日
【カミーユ　ピサロ】★デルバール
1996年発表。19世紀フランスの印象派、爽やかな風景と点描の画家「ピサロ」の捧げられた薔薇。ローズ、リンゴ、キヅタ・アーチチョークの香りを漂わせた、透き通るような淡黄色にルージュピンク、ピンク、ホワイトの細やかな絞り。のちに淡黄色のベースはシェードピンクがかり、緻密で印象的な風情をかもします。一花の美しさを極めたバラ。

★4月19日
【クープ・デベ】★ＯＲ・ブルボン系
1840年発表。花型は深めのカップ咲きでコロコロした雰囲気がある、パステルピンクのような華やかな色彩のオールドローズ。一枝に数輪の房咲きになり、花の重さで少し俯いて咲く花からは、オールドローズらしい甘くて強い香りが漂います。

★4月20日
【グロワール・ド・ディジョン】★ＯＲ・ティー系
1853年発表。別名「オールド・グローリィ・ローズ」とも呼ばれるバラ。花型はティッシュを幾重にも重ねたようなロゼット咲きで、時にピンク、時に金色をおぴながら、淡いアプリコット色の花が咲きながらだんだん色濃くなっていきます。香が強く、甘く濃厚なティーローズ香が楽しめます。

★10月14日
【コンテス・ドゥ・セギュール】★デルバール
1994年発表。ファンタジー作家、セギール伯爵夫人に捧げられたバラ。100枚ものラベンダーピンクの花弁が重なるロゼット咲きで繰り返し良く咲く。ローズの香りに、ベースはフランボワーズなどフルーツ香！

★8月23日
【コンテ・ドゥ・シャンボール】★ＯＲ・ポートランド系
1860年発表。四季咲きでロゼット咲きのオールドローズと言えばこのバラか『ジャック・カルチェ』。沢山の葉っぱに引き立てられたライラック色を含んだクウォータロゼット咲きのピンクの花は、うっとりするほど綺麗！癖の少ない、オーソドックスな薔薇らしい甘い香りを辺り一面漂わせます。